商学研究科シンポジウム 「Central Banking & Monetary Policy: The Global Economy & Japan (中央銀行行動と金融政策:世界経済と日本) 」

商学研究科シンポジウム 「Central Banking & Monetary Policy: The Global Economy & Japan (中央銀行行動と金融政策:世界経済と日本) 」

2017/05/21

一橋大学大学院商学研究科シンポジウム「Central Banking & Monetary Policy: The Global Economy & Japan (中央銀行行動と金融政策: 世界経済と日本)」(主催=一橋大学大学院商学研究科、共催=みずほ証券)を、2017年5月12日、一橋講堂で開催いたしました。
当日は、4つの講演とパネルディスカッションを設け、世界の金融当局がその政策を決定する際に参考にするルール(テーラー・ルール)を提唱したジョン・テーラー スタンフォード大学教授をはじめとする金融政策および金融のプロフェッショナルが一堂に会し、混迷する現在の政治・経済状況における世界と日本の金融政策および金融ビジネスの課題と展望について熱く議論いたしました。
本シンポジウムには大変多くのお申し込みをいただき、会場満席の中、活発な質疑応答もなされ、広く商学研究科の今後の発展につながる非常に有意義な機会となりました。

【プログラム】

■開会の辞・ご挨拶
三隅 隆司 (一橋大学大学院商学研究科教授) 総合司会
幸田 博人 (みずほ証券株式会社 取締役副社長 )

■講演
1) 『日本の金融政策と成長戦略』
清水 啓典 (一橋大学名誉教授)
2) “Lessons from Managing Fiat Currencies”
Jerry Jordan (太平洋高等研究院院長・元クリーブランド連銀総裁)
3) “Central Banking and the Global Economy”
Jacob Frenkel (グループ・オブ・サーティ(G30) 評議員会会長、
JPモルガン・チェース・インターナショナル会長)
4)”Rethinking Monetary Policy”
John Taylor (スタンフォード大学教授・元米国財務次官)

■パネルディスカッション
パネリスト 講演者4名  清水 啓典・Jerry Jordan・Jacob Frenkel・John Taylor
原田 泰 (日本銀行政策委員会審議委員)
高田 創 (みずほ総合研究所専務執行役員 調査本部長 チーフエコノミスト)
コーディネーター     塩路 悦郎(一橋大学大学院経済学研究科教授)

■閉会挨拶
花崎 正晴(一橋大学大学院商学研究科教授)