市場基盤の金融システムと銀行基盤の金融システム(その4:実証研究の動向)
2022/04/12
文責:篠沢義勝 2つの異なる基盤の金融システムと経済成長に関する比較実証研究で、コンセンサスが得られている結果をまとめる。第一に、経済発展の初期段階では金融システムの基盤の違いを問わず、金融システムの発展と経済成長は正 …
2022/04/12
文責:篠沢義勝 2つの異なる基盤の金融システムと経済成長に関する比較実証研究で、コンセンサスが得られている結果をまとめる。第一に、経済発展の初期段階では金融システムの基盤の違いを問わず、金融システムの発展と経済成長は正 …
2022/04/12
文責:篠沢義勝 資金の移動の際に「情報取得費用」と「取引費用」が現実問題として生じる。現代の経済学や財務理論では、これらの費用を抑えることで、資金という貴重な資源が効率的に有望な産業に振り分けられ、経済成長につながると …
2022/04/12
文責:篠沢義勝 Beck and Levine (2002)は、外部から資金調達を必要とする産業の成長性を左右するものは、金融システムの種類ではなく、金融サービスの発展度合いや、法制度の充実度とする分析結果を示した。こ …
2022/04/12
文責:篠沢義勝 金融システムについて様々な定義が可能であるが、学術領域では「金融システムを市場基盤型と銀行基盤型に区分」して比較検証している。このような区分けを軸にして、(1)経済成長、(2)技術革新、(3)金融危機の …
2020/04/28
文責:藤谷 涼佑 政治的なイベントは経済に関係する政府の政策に関する不確実性 (EPU, Economic Policy Uncertainty) が変化することを通じて、企業行動に様々な影響を与えると考えられる。E …
2020/04/28
文責:岩田 聖徳 CoinMarketCapによれば、ビットコインの時価総額は2017年半ばから急上昇し、2020年1月末時点で19兆円超(2017年1月末における時価総額の10倍程度)に達している。このように暗号通貨 …
2020/04/28
文責:藤谷涼佑 2016年6月23日に、英国が欧州連合 (EU) から離脱 (Brexit) すべきかを問う国民投票が行われた。その結果、投票者の51.9%がBrexitを支持し、欧州連合からの離脱が決定した。その後、 …
2019/01/24
文責:熊本方雄 ある国でその国の法定通貨以外の通貨が支払手段として用いられる現象は通貨代替(currency substitution)と呼ばれ、マクロ経済が不安定である国、とりわけ過去において高いインフレ率を経験した …
2019/01/24
文責:熊本方雄 ある国でその国の法定通貨以外の通貨が支払手段として用いられる現象は通貨代替(currency substitution)と呼ばれ、マクロ経済が不安定である国、とりわけ過去において高いインフレ率を経験した …
2019/01/24
文責:熊本方雄 Forbes and Warnock(2012)が指摘したように、国際資本フローには、グロスの資本流入が急増する“surge”、グロスの資本流入が急減する“stop”、資本流入が反転しグロスの資本流出が …